「相棒12」第13話「右京さんの友達」(脚本:真野勝成)
録画したものを今さら見たのですが、今週の「相棒12」第13話「右京さんの友達」は良くつくられた脚本でした。
「真野勝成」という人で、相棒シリーズでは初脚本みたいです。
「孤高の変人」杉下警部と「孤独な隣人」毒島が対峙する物語のように見えて、実はテレビ画面を通して脚本家が視聴者に才能とはなにか、人や社会の評価とは何か、精神的な気高さとは何か?を投げかけているストーリーに感じました。
真野勝成さんという脚本家も犬を2匹飼っているようで、
http://mtcdog.exblog.jp/12386181
毒島は、脚本家自身の投影であることは明白です。
映像、音楽、演技も素晴らしく、脚本家のタクトに忠実に動く「愛」を感じました。
「相棒」シリーズの世界観&お約束の上に脚本がのっかるのが普通なんですが、珍しいケースですね。