長野・佐久 まちあるき – 地域商店が成功する「3つ」のポイント
旅行2日目は、体中が痛くてスキーはリタイヤ。
別行動で、佐久のまちあるきをしました。
やや「KY」なふるまいですが、無理しませんでした。
◆ 佐久の一般イメージ
・「鯉」(鯉こく)
◆ 佐久のまちづくり実態
・ 中心駅「佐久平駅」は新幹線の駅
・ 旧市街地は「岩村田駅」(中山道沿い)
・ 佐久商工会議所は「ケーキのまち」として売り出し中
・ コスモス街道
・ 日本で海から一番遠い市
・ 日本一の快晴率
・ バルーン(気球)フェスティバル
スキー場 〜 岩村田 〜 佐久平を歩いたのですが、
「日野屋」というお菓子屋さんを見つけました。
ちょっと離れた場所にあります
⇒地図
◆ 日野屋さんに感じた「これからの地域商店の成功ポイント」
1.デザイン力 → 郷愁を誘いつつ、おしゃれな、和風モダンの店構え
2.ブランド力 → 「明治神宮献上菓舗」というハク付け
3.マルチ展開力 → 個店販売だけでなく駅前の物産センターにも卸している
ひとことで言うと「コンセプト」というのでしょうか。
実際、わたしも素通りするか迷った挙句「明治神宮献上菓舗」という決定打で入店してしまいました。
申し訳無いのですが、近くにあった商店街のお菓子屋さんと比較すると
残酷なくらいにコンセプト力の違いが出ています。
○ 商店街からちょっと離れていてもおしゃれで差別化された店舗コンセプト
× 店の前に「自販機」を置くと雰囲気が台無し
話を聞くと、日野屋の若主人は東京・桜新町の洋菓子店で修行されていたそうです。
なるほどセンスが良いわけです。
「明治神宮献上」がどんなものかわかりません。話を聞く限りではお払いをしてもらっているだけという印象も受けました。
でも、うまいこと考えたものです。
◆ ほか歩いたところ
圧巻の山門!門武田信玄ゆかりの「龍雲寺」
信玄公の遺骨が発見された場所だそう
「佐久平」の駅ビル
・振興公社が運営?
・観光案内所
・物産センター(大量生産品しかないICとは違う地場の品揃え。でもカード使えず)
・地域FM
・レストラン
が併設されています。
マップ、映像、写真の展示もありました
ICの真ん前!「峠の釜めし本舗おぎのや」の巨大店舗
観光ツアーのバスがどんどん乗りつけます。儲かりそう!
マスター
2008/2/13 水曜日 @ 11:25:25
私も佐久へは何度か行きました。
ノーチェーンで高速から出ずに滑れるスキー場ですね。
それと、遠い親戚が佐久で、何かに付け鯉料理が出されました。
鯉というやつは、なかなか骨のあるやつです。
秩父も川越もそうですが、こうした「超広域型」の商圏による取り組は、
商業類型「近隣型」の所沢では、なかなか参考になりにくいですね。
個々の商店単位で見ても、経営者のセンスと、その前に感じる
「やる気」の違いは顕著です。
もっとも、この点はどこでも同じで、地域が客を呼ぶ仕組みを持っていれば
外観であれ、自販機であれ、経営的には成り立っているのでしょう。
「放っておいても儲かる」から、おしゃれにする必要もないのでしょうね。
(ためしに自販機をどけて見れば、大差無いことがわかります)
実は所沢も同じ。「放っておいても暮らして行ける」店舗のない店主?が
商店街の役員を多く勤めているのが実情ですから。
「まちづくり」の定義が曖昧な様に、今所沢という地域は
何をしたいのか、どうしたいのかと言う根底を決めようとする
「やる気」がありません。
一般的に「やる気」は「本気度」で計りますが、
Assyでまちづくり…本気度は何%?
ところで「長野・佐久 スキー」の回だけ文字化けしています。
こちらがMac.環境だからでしょうが、原因は?
hirayama
2008/2/13 水曜日 @ 12:47:24
長文ありがとうございます
書いているうちに長文になったので記事にしちゃいました。
http://www.jimonet.co.jp/ceoblog/?p=311
鯉、骨っぽそう&泥っぽそうであんまり食べたくないですね〜。
ただ、知名度のあるのが「鯉」だけなので、
「鯉サブレ」とか「鯉モナカ」とかで展開しています。
その戦略は正しいと思います。
文字化けはブラウザーの「文字コード」ってところを手動で変えれば見れるはずです。
「EUC-JP」というちょっと特殊な文字コードを使っているんですよ。
すみませーん。