鎌倉街道をゆく 所沢市街地編
所沢にお住まいのみなさんは、
所沢に「鎌倉街道」が通っているのを知っていますか?
「鎌倉街道」は、鎌倉時代の交通路です。
鎌倉街道には、上道・中道・下道という3つの主要路があって、
所沢を縦断しているのはもっとも有名な「上道」(かみつみち)です。
鎌倉→町田→府中(武蔵国の国府)→国分寺→所沢→入間川…
と、通っています。
わたしの先祖は鎌倉武士でしたので、
先祖が通ったかもしれない道を土日に歩いてみました。
狭山・堀兼から新所沢の手前までも一直線に走っているのですが、
宮本町の新光寺から久米までもきれいに真っすぐの道が残っています。
「Google Maps」に全ルートを載せましたので、PCから見てください。
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道碑のある「新光寺」
「新光寺」は、源頼朝が鷹狩に行く途中に昼食をとり、新田義貞は鎌倉攻めの途中に戦勝を祈願したお寺だそうです。
三八の市の「実蔵院」
山号は野老澤(ところざわ)の地名の由来となった「野老山」。参道では伝統の「三八(さんぱち)の市」が現在も開かれており、墓地には歌人・三ヶ島葭子(みかじまとしこ)の墓もあります。