映画 シッコ SiCKO
マイケル・ムーア監督のドキュメンタリー映画をレイトショーで観てきました。
西側先進国で唯一「国民皆保険」が無く、企業が医療保険をビジネスとしてやっているアメリカを痛烈に皮肉った作品です。
マイケル・ムーア作品を観るのは初めてだったのですが、なるほど評判どおりの優れた映像作家で、優れたジャーナリストです。
ユーモアやヒューマンな視点を失わないので、コメディの要素が随所にあります。
誰でも苦痛を感じずに観ることができるでしょう。
オススメです。
「スパルタ教育」の語源となったギリシャ・スパルタが舞台のアクション映画です。
きのう、映画の日だったので見てきました。
「グラディエーター」「トロイ」のパクリと思っていたのですが、
メッセージ性があり良かったです。
◇「300」日本語公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/300/
映画を観て連想したのは、
いまの時代は戦争で死ぬことはありませんが、
現代に置き換えればビジネスこそ「戦い」…
いわば「血の出ない戦争」だなということです。
「服従」とか「屈服」のようなことはありますし、
破産とか倒産とかすれば、「社会的」には「死」なわけです。
そういう意味では起業家は「戦士」だな〜と。
映画では「ひざまずく」ことを迫るペルシャ王に、
スパルタ王が決死の戦いを挑みます。
反感を買うのであまり深くは書きませんが、
奴隷や農民、戦わずに降伏という生き方もありますが、
死んじゃうかもしれないけど戦う生き方のほうがやっぱりカッコイイです。
わたしには、自分自身をスパルタ王に重ね合わせる資格があるなと密かに思いました。